巻
表紙 前文 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
くめの二間切おもろ御さうし
天啓三年癸亥三月七日
第廿一
1394 一 あまみや、みるや、にや、
まきよ、ゑらてす、おれ
たれ、ももすへ、てつたれ
又 しねりや、みるや、にや、
ふた、ゑらてす、
又 あらかきの、みやに、
まきよ、しらてす、
又 おきおふじかみやに、
1395 一 あらかきの、もりに
なよしのは、てすて、
おもやけ、めつらかて、
又 おきおふちか、もりに、
又 なよる、ともかなし、
よてこう、物しられ、
又 いちの、おもやけや、
たちよりゐより、
まちより
1396 一 きみや、おにの、きみ
めつけ、しよわちへ、かな
しやす、みよわめ
又 さしふ、いつつ人、
又 あまの、かなしやにす
1397 一 よらせきみ、わかいきよ、
わかいきよ、きみ、ふくり、
ふくりにせ、あかよれ
又 おもひきみ、わかいきよ
又 かなふくの、わかいきよ
又 くしかわの、わかいきよ
1398 一 よらせきみの、みい、きよ
らや、わかいきよ、わかい
きよか、みふしや
又 おもひきみの、みい、きよ
らや、わかいきよ、
又 かなふくの、わかいきよ
又 くしかわの、わかいきよ
1399 一 くめの、よよすきみ、しの
こて、とよま
又 あんしおそいか、み御まへ
又 たたみきよか、み御まへ
1400 一 きこゑ、せたかこか、 (487)
よかけ、にせさ
又 とよむ、せたかこか、
又 きこゑあんしおそいや、
又 とよむあちおそいや
1401 一 あまみや、みるやにや、
よさけ、ももももと、
きみか、まふり、せたな、
おぶつゑ、たまれて
又 しねりや、みるやにや、
ぬしか、まふり、せたな
1402 一 きこゑ、せのみきや、 (1469)
とよむ、せのきみや、
拾はさめ、みおやせ
又 きこゑ、あつおそいや、
とよむ、あんしおそいや、
又 うの時の、てたの、
あかて、てりよるやに
又 こかねの、みしやく、
またまの、みしやく、
又 ぬき、あけれ、みしやく、
さしあけれ、みしやく
1403 一 せのきみきや、いやけ、 (1440)
たむき、せんきみしゆ、
ももと、いやけ、わめ
又 きみたかか、いやけ
又 せたかこに、いやけ
又 あんしおそい、に、いやけ
又 ゑくかにせや、いやけ
又 おとくにせや、いけや
1404 一 きこゑ、せのきみか、 (1441)
おもいの、おきも、とちへ、みおやせ
又 とよむ、せのきみや、
又 まこち、かす、ふけは
又 おゑぢ、かす、ふけは
又 あらかきの、まきよに、
又 十いろ、すき、よらちへ
1405 一 きこゑ、せのきみや、 (1468)
かみ、ほとけ、いみやの、あんし
おそい、まふら
又 とよむ、せのきみや
又 ままけすか、みうちに
又 かわるめか、みうちに
1406 一 きこゑ、せのきみきや、
とよむ、せのきみきや、
いつも、あんしおそいす、ちよわれ
又 きこゑ、あんしおそいや、
とよむ、あんしおそいや
1407 一 きこゑ、せのきみや、
いのり、やり、ちよわは、せ
のきみしよ、よはにせめ
又 とよむ、せのきみきや
又 きこゑあんしおそいや
又 とよむ、あんしおそいや
1408 一 きこゑ、せのきみか、
あかん、ま物、みちやた、
しまよ、そろゑて、みおやせ
又 とよむ、せのきみか、
1409 一 くめの、きみはいや、 (557)
まゑに、かち、よてこう、
なさか、めつらしや
又 おとと、きみはやゑや、
ま人に、かち、よてこう
又 こむて、とて、みらよ、
まゑに、かち、よてこう
又 しま、ゑりきや、ほしやす、
やへま、しま、おわちやれ
又 くに、ゑりきや、ほしやす、
きちやら、たけ、おわちやれ
又 なかち、あやみやに、
ゑん、けらゑ、ありる
又 うきおほちか、おわにや、
ゑん、けらへ、あらまし
又 くむさうすや、ちよむ、
みちゑ、いちゑ、いき、のば、まし
又 くたる、つちや、ちよむ、
みちへ、いちゑ、あよ、のば、まし
1410 一 おもとたけ、つかれこ、 (558・1443)
くめの、しま、おわちへ、
世なおしか、おわちへ、
又 きちやら、たけ、つかさこ、
なさか、まゑ、おわちゑ
又 しよりもり、あち
おそい、とももすへ、
あちおそいす、ちよわれ
又 またま、もり、あち
おそい、とももすゑ
又 やゑま、しま、きやめむ、
はたら、しま、きやめむ
とももすゑ、
又 いにやくに、きやめむ、
はてるま、きやめむ、
とももすゑ
又 なわ、わたちゑ、
いと、わたちゑ、とももすへ
1411 一 おほつ、おて、みれは、 (559・1499)
さりよこ、しちへ、みれは、
あやみやの、めつらしや
又 なかち、あやみやに、
ゑん、けらへ、ありる
又 なかち、くせみやに、
むか、けらゑ、ありる
又 まとよたか、つかいしよ、
くめの、しま、おわちやれ
又 あか、ころか、つかいしよ、
なさか、しま、おわちやれ
又 うきおほちか、世、やてや、
ももかめむ、すへまし、
又 あやみやの、大ころ、
あまこ、あわちへ、もとらめ、
又 あやみやの、ころころ、
みかを、あわちへ、もとらめ
1412 一 あらかきの、うき (560)
おほち、かもりに、
あか、なさす、ふため、
まさり、よわれ
又 大さとの、とよみもり、
おれわちへ、あか、なさす、
又 大さとの、ねたてもり、
おれわちへ、あかなさす
又 あらかきの、いなみね、
おれわちへ、あかなさす
又 十いろ、あしやけ、
八いろ、あしやけ、
このて、あか、なさす
又 百かめは、八十かめは、
すへて、あか、なさす
又 おもいきみ、けらへきみ、
てつて、あか、なさす
1413 一 きこゑ、大きみか、 (35・561・1456)
おしやたる、世いくさ、
あちおそいしよ、世そゑれ
又 とよむ、せたかこか、
おしやたる、せいくさ
又 あはれ、かなし
きみはゑ、しま、うち、
してす、もとりよれ
又 あはれ、かなし、
きみはゑ、國うち、
してす、もとりよれ
又 もりやゑ、こ、た、
ちや國、してしまうち、
してす、もとりよれ
又 大ころた、ちや國、して、
くにうち、してす、
もとりよれ
又 ゑそこ、かす、ころたよ、
しまうち、してす、
もとりよれ
又 みおうね、かす、ころたよ、
あおてす。もとりよれ
又 おほつ、きやめ、とよて、
あおてす、もとりよれ
1414 一 よなは、わりかねや、 (562)
すつの、わりかねや
又 くにの、うきよ、くもと、
國の、たたみ、きよと
1415 一 なかち、あやみやに、 (563)
あやきやね、
おし、あい、しよわれ
又 なかち、くせみやに、
あやきやね
1416 一 あまみや、きみはゑや、 (564)
けおの、きみはゑや、
ももと、てつられれ
又 くしかわの、つかい、
かなふくの、つかい
又 いちやちや、くち、おいみき、
かなちや、くち、おいみき
又 まとよたは、しぢやけて、
あかころは、しちやけて
1417 一 あらかきの、もりに、 (599)
うちあかる、ひやし
又 あか、なさか、もりに
又 けよのよかるひに
又 けよのきやきやるひに
又 あちおそいか、み御まへ
又 せたかこか、み御まへ
1418 一 かねくすく、大や、 (600)
おもろする、大や、
世そう、ひやし、
うちちゑ、みおやせ
又 くにの、ねの、大や、
おもろする、大や、
又 けよの、よかるひに
おもろする、大や
又 けよのきやきやるひに
おもろする、大や
又 あちおそいか、み御まへ、
おもろする、大や
又 せたかこか、み御まへ、
おもろする、大や
1419 一 かねくすく、ねたて、 (601)
もりくすく、世まさる、
しま、うちひやし、みおやせ
又 くにの、ねの、ねたて、
もりくすく、世まさる
又 けよの、よかるひに
ねたて、もりくすく、
又 けよの、きやきやるひに、
ねたて、もりくすく
又 あちおそいか、み御まへ、
ねたて、もりくすく
1420 一 ふくじ、きまのしゆ、 (569)
てたよ、みちやる、まさり
又 よかる、きまのしよ、
又 かさす、わか、てたよ、
1421 一 いやや、とよたしよ、 (570)
まくし、とよたしよ、
おやより、このて、
又 かさす、わかてたよ、
ま物、わかてたよ
又 うまの、としきよ物、
うまれ、としきよ物
1422 一 いやや、とよたしよ、世、 (571)
まくし、とよたしよ、世、
うら、きらしや、みほしや
又 はなれ、おるあんは、
又 とわけ、おるあんは
又 かわはんた、おりやり
1423 一 なかち、まころくか、 (603)
とよみよる、つかい
まころくか、けらへ
又 とくよせる、したに、
とよみよる、つかい
又 こしあて、はりや、つくて
とよみよる、つかい
1424 一 おとと、きみまさり、 (604)
なさか、おもいきみ、
ゑわすれ、たな、なさい
きよか、おみかうの、みほしや
又 たま、ばしり、つき、
あけわちへ、ちよわちへ
又 たま、やりちよ、おし、
あけわちへ、ちよわちへ
又 たま、すたり、まき、
あけわちへ、ちよわちへ
又 いと、すたり、おし
あけわちへ、ちよわちへ
1425 一 くめの、さすかさは、 (500・605)
なさか、おもいきみ、
世そろう、ぐしかわ、けらゑて
又 とよむ、さすかさは、
なさか、おもいきみ
1426 一 かさす、ちやらは、 (606)
たりしよ、とよめ、
みれは、みつまわて
又 ま物、ちやらは、
たりしよ、とよめ
又 なこの、はまに、
たりしよ、とよめ
又 なこの、ひちやに、
たりしよ、とよめ
又 やまと、きやめ、
たりしよ、とよめ
1427 一 かさす、わかてたの、 (607)
てわん、おぎもに、しなわ
又 ま物、わかてたの
1428 一 かさす、わかてたの (608)
おみしやく、ぬきあけは
又 ま物、わかてたよ
又 あおの、はまさきに
又 あおの、いふさきに
又 おとと、まちとよた
又 せさの、おやくもい
1429 一 きこゑ、くにおそいか、 (609)
國てもち、けれゑて、
かほう、せち、まゑ、
あちおそいに、みおやせは、
まふりよわは、ももすへ、ちよわれ
1430 一 かてかわの、とのとの、 (618)
にしの、かね丸は、
のちすゑの、およは、
おきやかもいす、ちよわれ
又 けお、ふきよる、まにしや、
にしの、かね丸は、
のちすゑの、およわ
又 なま、ふきよる、まにしや、
にしの、かね丸は
のちすゑの、およは
1431 一 かてかわの、とのとの、 (619)
すつとみす、あちはやせ
又 あさとれか、しよれは
又 ようとれか、しよれは
1432 一 ゑんこ、とよたしゆ、ももあんし、 (566.1485)
やらはや、ちよむ、
ゑやれ、とよむ、あちおそい
又 よかる、とよたし、ももあち
やらはや、ちよむ
又 きこゑ、あちおそい、もも
あち、やらはや、ちよむ
又 とよむ、あちおそい、もも
あち、やらはや、ちよむ
1433 一 ゑんこ、とよたしよ、 (567)
よかる、とよたしよ、
おもい、きみ、けらへ、
又 さうさしや、ゐくに、いけいけし、
1434 一 こゑしのか、くに、いけいけし、 (648・649)
もりくすく、おれほしや
又 まちらすか、國、いけいけし
又 よなはるの、くに、いけいけし
又 ととろきの、くに、いけいけし
又 五たけの、くに、いけいけし
又 七たけの、くに、いけいけし
又 あちおそいに、みおやせ
又 おほつ、うちに、ありよる、
なむちや、うちに、ありよる、
かみきや、いのち、
あちおそいに、みおやせ
1435 一 さすかさ、かくに、なおちへ、 (629)
かなふくに、おれわちへ、
なさいきよに、
みやかの、もり、みおやせ
又 きみの、あちの、國、なおちへ
又 くしかわの、もりに
又 かなふくの、もりに
1436 一 きこゑ、せのみきか、さい (620)
の、はなの、まやいと、みもん
又 とよむ、せのきみか、
又 やまと、ゑむせと
又 せたかこか、まへに
又 けらへこか、まへに
1437 一 きこゑ、せのきみか、 (621)
あやつちへ、とよま
又 とよむ、せのきみきや
又 しより、もりくすく
又 またま、もりくすく
1438 一 よたましきや、おもろ、 (616・1442)
ももあんしより、まさりよわ、
すへなかく、たまよ、そろへ、わちへ
又 よたまにやか、せるむ
又 きこゑあんしおそいや
又 とよむあんしおそいや
ももあちより、まさりよわ
又 きこゑ、あちおそいや
ももあちより、まさり、よわ
又 とよむ、あちおそいや
ももあちより、まさり、よわ
1439 一 きこゑ、あちおそいや、 (369・617)
てるかはす、まふれ、まふれ
よわは、ももすへ、ちよわれ
又 とよむ、あちおそいや、
てるしのす、まふれ
又 きこゑ、大きみす、
あちおそいや、まふれ
又 とよむ、大きみしよ、
たたみきよわ、まふれ
又 あまみや、きみはゑや、
あちおそいか、おより
又 しねりや、きみはゑや、
たたみきよか、おより
又 おほつ、せち、おろちへ、
あちおそいす、まふれ
又 かくら、せち、おろちへ、
たたみきよす、まふれ
又 かくら、あつる、金すへ、
あんしおそいに、みおやせは、
まふり、よわは
1440 一 せのみききや、いやけ、 (1403)
たむき、せのきみ
しよ、ももと、いやけ、わめ
又 きみたかか、いやけ、
たむき、せのきみしよ
又 せたかこか、いやけ、
たむき、せのきみしよ
又 あちおそいに、いやけ
たむき、せのきみしよ
又 ゑくか、にせや、いやけ、
たむき、せのきみしよ
又 おとく、にせや、いやけ、
たむき、せのきみしよ
1441 一 きこゑ、せのみきか、 (1404)
おもいの、おきも、
とうちゑ、みおやせ
又 とよむ、せのみきや、
おもいの、おきも
又 まこち、かせ、ふけは、
おもいの、おきも
又 おいちゑ、かせ、ふけは、
おもいの、おきも
又 あらさきの、まきよに、
おもいの、おきも、
いみやと、世わ、まさる
又 とよむ、あちおそいや、
いみやと、世わ、まさる
1442 一 よたましか、おもろ、 (616・1438)
ももあちより、まさり、
世わ、すゑ、なかく、
たま、よ、そろへわちへ、
又 よたまにやか、せるむ
又 きこへ、あんしおそいや
又 とよむあんしおそいや
1443 一 おもとたけ、つかさこ、 (558・1410)
くめの、しま、おわちへ、
よ、なおしきや、おわちへ、
又 きちやら、たけ、つかさこ、
なさか、まへ、おわちへ、
又 おきおほちきや、おわにや、
ゑん、けらゑ、ありろ
又 なかち、くせみやに、
むか、けらゑ、ありろ
又 まとゆたか、つかい、
しよ、くめの、しま、おわちやれ
又 あかころか、つかいしよ、
なさか、ま人、おわちやれ
又 おきおほちか、よ、やて、
又 たなきよらは、おしうけて
又 ふなこ、ゑらて、のせて
又 てかち、ゑらて、のせて
又 月の、わかきよらか
又 てたの、わかきよらか
1444 一 くめの、こいしのに、こかせ
又 ももうら、こいしのに、こかせ
又 あさとれか、しよれは
又 世うとれか、しよれは
又 いちやきよらは、おしうけて
又 たなきよらは、おしうけて
又 ふなこ、ゑらて、のせて
又 てかち、ゑらて、のせて
又 おきちへ、たてぬい、そゑて
又 ひせちへ、たてぬい、そゑて
1445 一 くみのこいしのにか、やれけ (651)
又 ももうら、こいしのの
又 あさとれか、しよれは
又 ようとれか、しよれは
又 いちやきよらは、おしうけて
又 たなきよらは、おしうけて
又 ふなこ、ゑらて、のせて
又 てかち、ゑらて、のせて
又 このとう、まうわしの
又 大と、まうかくの
又 わしや、物、しると
又 かくは、物、しると
又 ちやかねもい、ほこて
又 わかきよらよ、ほこて
又 しよりもり、むかて
又 またまもり、むかて
又 そて、たれて、まうて
1446 一 あけの、こしらいや、
なたか、こしらいや、
てはかり、やりせめつけて、とよま
又 いちもりか、さきに
あいもちか、さきに
又 かな、かふと、きやり
又 かな、よろい、きやり
又 うしあや、たて、とりやり、
ぬり、てほこ、とりやり、
又 いちやちや、せめつけて、
かなちや、せめ、つけて
1447 一 くめの、こいしのか、ふなやれ、ひやし (547)
又 ももうら、こいしのか、
又 あさとれか、しよれは
又 ようとれか、しよれは
又 いちや、きよらは、おしうけて
かいきや、のほて、やれ、このへ
1448 一 おきやか、まちよく、もい、 (638)
おこのみの、たかさ、くしかわ、
わくさうす、けらゑて
又 はたみ、まちよくもい、
おこのみの、たかさ、くしかわ
又 きこゑ、あちおそいきや、
おこのみの、たかさ、くしかわ
又 とよむ、あちおそいきや、
おこのみの、たかさ、くしかわ
1449 一 ゑんこ、とよたしよ、あち (639)
おそい、てたの、このみ、
よわる、かまへ、つむ、
せんよせ、けらへ
又 世かる、とよたしよ、
あちおそい、てたの、このみ、よわる
又 いしけなは、おきて、あち
おそい、てたの、このみ、よわる
又 おみや、みやつちに、
おみや、みやさきに、あち
おそい、てたの、このみ、よわる
1450 一 ゑんこ、とよたしよ、 (640)
よかる、とよたしよ、
あちおそい、てたと、わかてた
又 きこゑ、あちおそいや、
とよむ、あちおそいや、
又 ことしまの、あちや、
よこ、くにの、あちや
又 みちゑと、うら、やみよる
きちへと、うら、やみよる
1451 一 おにの、きみはゑや、 (641)
やほら、ひちへ、まちよら
又 おそい、きみはいや
1452 一 きこゑ、さすかさ、おとときみ、 (598)
やれとも、おれるかす、
きみはやす、みこゑ
又 とよむ、さすかさは
おれる、かす
又 くしかわの、もりに、
おとときみ、やれとも、
おれらかす
又 かなふくの、もりに、
おとときみ、やれとも、
おれる、かす
1453 一 きこゑ、さすかさは
よそう、せち、あち
おそいに、みおやせ
又 とよむ、さすかさは、
よそう、せち
又 くしかわの、もりに、
よそう、せち
又 かなふくの、もりに、
よそう、せち
1454 一 くめの、こゑしのか、 (577)
ももすゑ、とよむ、
きこゑる、もり
又 ももうら、こゑしのか、
ももすゑ、とよむ
又 きこゑ、あちおそいか、
ももすゑ、とよむ
又 とよむ、あちおそいか
ももすゑ、とよむ
又 せるままに、ゆいつちへ
又 せたかこか、み御まへ
又 あちおそいか、み御まへ
又 ももかめは、すゑて
又 きみつかい、たりる
又 ぬしつかい、たりる
1455 一 くめの、こゑしのか、 (559・1499.625.1483)
又 しより、もりちよわる
またま、もりちよわる
又 あちおそいか、おより、
たたみよか、おより
又 とともすゑ、ちよわれ
やそすゑに、ちよわれ
又 なかち、あやみやに、
みれは、きも、はゑて
や、ももかめも、すへまし
又 あやみやの、大ころ、
あまこ、あわちへ、もとらな
又 あやみやの、ころころ、
みか、おわわちへ、、もとらに
1456 一 きこゑ、大きみきや、 (35・561・1413)
おしやたる、せいくさ、
あちおそいす、世そへれ、
てらちんの、せち、おろちへ
又 けおの、きみはゑや、
てらちんの、せち、おろちへ
又 おもかはの、のろのろ、てら
ちんの、せち、おろちへ
又 かくら、うちに、ありよる、
かみきや、いのち、みさき、さしよわちへ
又 かねわか、こひも、すつは、さけて
又 かね、みさき、なり
すつは、さけて
1457 一 大きみか、うさししよ、 (628)
おもかはの、せち、
おろちへ、あちおそいよ、
まふらてて、おれわちへ
又 せたかこか、うさししよ、
おもかはの、せち、おろちへ
又 てるかはか、うさししよ、
てらちんの、せち、おろちへ
又 てるしのか、うさししよ、
てらちんの、せち、おろちへ
又 あまみや、きみはゑや、
てるくもは、いきやる、
さうす、あてか、くもこ、
より、いちゑたる、
またま、より、いちへたる
又 たけか、くまもとに、
もりか、くまもとに、
1458 一 きみよし、きみの、 (573)
きみよ、ほこり、よわちへ
あちおそいや、ももと、
世す、ちよわれ
又 きみおそい、きみの
きみよ、ほこて、よわちへ
又 きこゑ、あちおそいか、
きみよ、ほこり、よわちへ
又 とよむ、あちおそいか、
きみよ、ほこり、よわちへ
又 またいらの、あさいよ
きみよ、ほこり、よわちへ
又 おとかねの、まころく、
きみよ、ほこり、よわちへ
又 のちよかる、まころく、
きみよ、ほこり、よわちへ
1459 一 きこゑ、世のきみか、 (574)
ましけすま、つ
らゑ、しよわちゑ
又 とよむ、せのみきか、
又 きこゑ、あちおそいや
又 とよむ、あちおそいや、
又 こみかすの、たかや
1460 一 おきやか、あちはゑや、 (575・642)
でわん、おきも、はやさ
又 はたみ、いくささこ
又 おもい、世、よせきみ
又 おもや、たついつこ
又 まみやたつ、いつこ
又 けよのよかるひに
又 けよの、きやきやるひに
又 あちおそいか、み御まへ
又 たたみきよか、み御まへ
又 ももかめは、すゑて
又 やそかめは、すゑて
又 あちおそいよ、はやさに
又 たたみきよ、世、はやさに
1461 一 きこゑ、せのきみや、 (594)
わかきみ、けらへて、つかひ
又 とよむ、せのきみや
又 あかつ、あやはかね
又 あかつ、くせはかね
又 たるか、さちへ、にせる
又 づれか、さちへ、にせる
又 こしらゑす、にせたれ
又 かみにしやす、にせたれ
1462 一 きみよし、きみの、 (480・595)
きみおそい、きみの、
まちら、ためより
又 ももその、やちよく、
ななその、やちよく
又 ももそ、かなかに
ななそ、かなかに
又 くもこ、むより、より
またま、むより、より
1463 一 ねうしか、とき、 (596)
かみきや、とき、
しらたる、いちよかか、
ころた、あやの、みやし、
うちよちへ、かみは、またたな
又 とら、うの、とき、
きみきや、とき
又 けよの、ときよきは、
かみきや、とき
又 なまの、ときよさは、かみきや、とき
又 せたかこか、み御まへ、
ねたて、もりくすく
1464 一 おもい、なよくらか、 (602)
まゑ、さうす、あり
ちゑは、ゑけ、まさり、
きく、うらやみ
又 なかち、まころくか、
まゑ、さうす、あかちゑは、
きもたか、もりや
1465 一 くめの、こゑしのか、 (612)
世の、いきつきの、
世の、てもち、みおやせ
又 ももうら、こゑしのか、
よのいきつきの、
又 おとしよ、かわ、おれわちへ、
世の、いきつきの、
又 わくさうす、おれわちへ、
よの、いきつきの
1466 一 くめの、こゑしのか、 (612)
まいと、おとし、
けさつり、とよて、
又 ももうら、こゑしのか、
又 くめの、あちおそいや
又 とよむ、あちおそいや
1467 一 くめの、こゑしのか、 (611)
きも、たか、もりや、
くに、まさり、しよわちへ、
又 ももうら、こゑしのか、
きもたか、もりや、
又 くめの、なかくすく
きもたか、もりや、
又 とよむ、中くすく
又 十いろ、すき、よらちや
おもいの、おきも
1468 一 きこゑ、せのきみか、 (1405)
かみ、ほとけ、いみやの、
あちおそい、まふら
又 とよむ、せのみきか、
かみ、ほとけ、いみやの、
おほつ、ゑたまれて
又 しねりや、みるやにや、
世、みき、もらもらと、
ぬしか、まふり、せたな
1469 一 きこゑ、せんきみや、 (1402)
とよむ、せんきみや、
とか、はさめ、みおやせ
又 きこゑ、あちおそいや
とよむ、あちおそいや
又 うの、ときの、てたの、
あかて、てりよる、やに
又 こかねの、みしやく、
またまの、みしやく
又 ぬきあけれ、みしやく
さしあけれ、みしやく
1470 一 せのきみか、きみよし、 (632・711.492)
よかふう、なさいきよ
又 あか、なさいきよ、てた
又 あまみ、たまちな、おるわし
又 いと、のきやり、なわめ、
きやり
又 おてつから、みてつから
とりよわ、やり、うちへ
よわ、やり
1471 一 しまちりに、あつる、つしや (633・1493)
この、まかね、つしやこ、ま
かね、たまよ、そろゑて、みおやせ
又 きこゑ、あちおそいか、
つしやこの、まかね
又 とよむ、あちおそいか、
つしやこの、まかね
1472 一 あまみや、そよめきや、 (634)
みかなし、わかいきよ、
ももすゑ、ちよわれ
又 しねりや、そよめきや
しなて、とよま
又 おそい、きみはゑや、
なさいきよに、
又 おとかねの、まころ、
なさいきよに
又 のちよかる、まころ
なさいきよに、
1473 一 おにの、きみはゑや、 (580)
ももうらの、とよみ
又 おそい、きみはゑや、
又 くしかわ、おわる
又 かなふく、おわる
又 おきなわ、とよむ
又 大くに、とよむ
又 こかねの、みしやく
又 またまの、みしやく
又 ぬきあけれ、みしやく
又 さしあけれ、みしやく
1474 一 くしかわの、もりに (587)
いなよね、より
みちへれ
又 かなふくの、もりに
又 せもち、おや、たはる
又 わかきよもいか、たはる
又 あちおそいか、たはる
1475 一 かねくすく、もりに、 (588)
つくせ、よせれ
又 きこゑ、あちおそいや
又 なさか、けらゑ、みやり
1476 一 かねくすく、もりに、 (589)
ももうら、まちらす、
たち、よわちへ、
ふさよわれ
又 ねたて、かなもりに、
ももうら、まちらす
又 なさか、けらへ、みやに、
ももうら、まちらす
1477 一 あらかきに、おわる、ま物、 (590)
世の、ぬしの、ま物
又 よさの、くわは、なし、よわちゑ
はつの、くわは、なし、よわちゑ
又 とももその、いくさ、
やももその、いくさ
1478 一 くめの、こゑしのか、 (591)
ももうら、こゑしのか、
せこい、きこほし、
くにとよみ
又 あやみねに、あつる、
うきおほちか、うゑけ
又 あやみねに、あつる、
うきはわか、うゑけ
又 うねに、おて、うては、
大さとに、とよて
又 大さとに、うては
大くにに、とよて
1479 一 たうのしか、つかい、 (592)
きこゑ、あちおそいや、
ももと、世す、ちよわれ
又 たうのちやか、つかい、
きこゑ、あちおそいや
又 たうかわに、よど、しよわ、
きこゑ、あちおそいや、
又 わくさらす、よと、しよわ、
きこゑ、あちおそいや
1480 一 くめの、世、よせ、きみ、 (593)
いけいけ、しく、はやせ
1481 一 大くに、とよむ、かねくすく、 (623)
せのきみ、てつて、あまやかせ
又 おきなわ、とよむ、かねくすく、
又 あさとれか、しよれは
ようとれか、しよれは
又 いちや、きよらは、
おし、うけて
1482 一 きこゑ、せのきみか、 (624・713)
おれて、ふれまへは、
すゑ、なかく、せ、そろ
ゑて、ちよわれ
又 とよむ、せのきみか、
おれて、ふれまへは、
又 あか、なさいきよ、あち
おそい、ねいしの、
てにに、おゑつく、きやめ
又 てた、なさいきよ、
あちおそい、まいしの、
てにに、おいつく、きやめ
1483 一 あから、ともかいや、 (625)
み物、ともかいや、
よ、なおしか、おれわちへ
又 くめの、しま、おわちへ、
かねの、しま、おわちへ
又 あやみやの、ころた、
たちより、ゐより、まちより
1484 一 あらさきの、もりに、 (565)
たりるこの、みるやに
つかい
又 うきおほちか、もり、
たりるこの
又 おみや、けらへ、わちゑ、
たりるこの
又 まみや、けらへ、わちへ、たりるこの
1485 一 ゑんこ、とよたしよ、 (566・1432)
ももあち、やらは
ちよも、やれ、
とよむ、あちおそい
又 世かる、とよたしよ、ももあち、
よせて、ちよわれ
又 とよむ、くにおそいか、
くに、てもち、けらへて
又 くしかわの、もりに、
くに、てもち、けらゑて
又 かなふくの、もりに、
くに、てもち、けらゑて
1486 一 國おそい、くにもりか、 (610)
あすひ、よわは、
せたかこか、つかい
又 かてかわの、中もり、
あすひ、よりは
又 おきて、やりよは、
つかい、やりよは
又 おわる、てやは、
あよむ、てやは
又 なかち、くせみやに、
みれは、きも、はゑて
又 おほつ、おて、みれは、
あやみやの、めつらしや
又 かくら、おて、みれは、
あやみやのめ、つらしや
1487 一 あらかきの、もりに、 (626)
うちやかる、たたみ
又 うきおほちか、もりに、
又 おみや、けらへ、わちへ
又 まみや、けらへ、わちへ
又 ももかめは、すゑて
又 やそかめは、すゑて
1488 一 みるやにや、世、なれ (627)
かみやれは、けわい、つゑけ
又 みるやにや、世つき
又 なかくすく、おもい
又 きもたかの、おもい
1489 一 あおりやゑ、きみの、 (576)
けらゑ、みもん
又 きみおそい、きみの、
又 たにま、おみ事る
又 けにま、おも事る
又 あかくちやに、ゆいつちへ
國、なおちへ、おれわちゑ、
なさいきよに
1490 一 きこゑ、あおりやへか、 (630)
たけ、みつき、しまの、
つち、ちよわれ
又 とよむ、あおりやへか、
たけ、みつき
又 くめの、なかくすく、
たけ、みつき
又 とよむ、なかくすく、
たけ、みつき
又 けさは、かみか、たけ、
たけ、みつき
又 けさは、のろか、たけ、
たけ、みつき
又 かみ、むかて、こうて、
たけ、みつき
又 のろ、むかて、こうて、
たけ、みつき
1491 一 せんきみか、おれたち、きみ (631・710・1510)
よしか、おれたち、もも、とひや
し、うちあかる、なさいきよ
又 あか、なさいきよ、なけくな、
みやかの、もり、みおやせ
又 きみの、あちの、國、
なおちゑ、かなふくに、
おれわちへ、なさいきよに
又 くしかわの、もりに、
くに、なおちへ、おれわちへ、
なさいきよに
又 かなふくの、もりに、
せんきみす、しりよわめ
又 てた、なさいきよ、なけくな、
せんきみす、しりよわめ
又 あちおそいか、せいやり、よわは
せんきみは、けやりよわ
1492 一 せんきみか、きみよしか、 (632・711.1470)
世かほう、なさいきよ
又 あか、なさいきよ、
てた、なさいきよ
又 あまみたま、ちな、うるわし
又 いと、ぬきやり、なわ、ぬきやり
又 おてつから、みつから
又 とりよわやり、うちよわやり
1493 一 しましりに、あつる、 (633.1471)
つしやこの、まかね、
たま、世、そろへて、みおやせ
又 きこゑ、あんしおそいや
又 とよむ、あんしおそいや
1494 一 きこゑ、せのきみきや、
とももすへ、あんしおそいす、ちよわれ
又 とよむ、せのきみか
又 首里、もり、くすく
又 またまもり、くすく
1495 一 きこゑ、せのきみか、 (622)
いけいけと、そろわは、おれら
又 とよむ、せのきみか、
又 首里もり、くすく
又 またまもり、くすく
又 しよか、いのち、くにか、
いのち、みおやせ
又 いしか、いのち、かねか、
いのち、みおやせ
又 かわら、いのち、てもち、
いのち、みおやせ
1496 一 しけかけの、のろの、 (636)
きまもりに、おれて、
金すゑ、あちおそいに、みおやせ
又 國のねの、のろの、きま
もりに、おれて、金すへ
1497 一 しのくりやは、よなれかみ、 (637)
やれは、やれ、このゑ
又 しのくりやか、やまと、
たひ、のほて、やれ、このへ
又 かみにしやか、やしろ、
たひ、のほて、やれ、このゑ
又 やまと、たひなお、かいきや、
のほてか、やれこのゑ
又 やしろ、たひ、なお、かいか、
のほてか、やれ、このゑ
又 あおしや、てうたま、かいか、
のほて、やれこのゑ
又 ふくしや、てうつしや、
かみ、やれは
又 みるやにや、いちへき、
かみ、やれは
又 みるやにや、ちやくに、
かみ、やれは
又 いちゑきり、やりかね、
わよこ、さし、よわちへ
又 いちへきり、やり、かね
みるなし、わかいきよ
又 あちおそい、おもいくわ、
みかなし、わかいきよ
1498 一 こいしのか、さしふ、との (635・1553)
はらよ、しまてん、
くにてん、みおやせ
又 こいしのか、むつき、との
はらよ、しまてん、
くにてん、みおやせ
又 しらけおゑて、きよらけ、
おゑて、から、しまてん、
くにてん、みおやせ
あつしおそいす、かけわれ
1499 一 おほつ、おて、みれは、 (559・1411)
さりよこ、しちへ、みれは、
あやみやの、めつらしや
又 なかち、あやみやに
1500 一 ほのこらか、もちよろ、
けよの、うちの、
おや、ひやし、みおやせ
又 かみにしやか、もちよろ
又 かなや、さきはちへ、いちへ
又 みるや、さきはちへ、いちゑ
又 こかね、よすか、しよわちへ
又 なむちや、くため、しよわちへ
1501 一 あかなさは、いきやか、
いよる、めつらし、
かくら、おて、ており、
あすひ、しらい
又 より、きよらと、
より、みちゑと、このみよる
又 あか、なさか、ゑり、さうせら、きやめや
又 あか、なさか、ときとり、
よら、きやめや
1502 一 まころこか、もちなし、
よりあけ、もり、おれわちへ、
てわん、かくら、きやめ、とよま
又 なよくらは、すつ
なりは、もちなちへ
又 なさか、せん、おやか、せのこのみ
又 ももかめは、やそかめは、すへて
又 ももかめは、やそかめは、すへて
又 あおの、てにの、たま、
すたり、まき、あけて
又 けおの、うちの、いと、
すたり、まき、あけて
又 なよくらか、うさししよ、
よらふさは、おろちやれ
1503 一 くめの、こゑしのか、 (578)
ゑ、け、みのかわ、うち
ちゑ、とよみ
又 ももうら、こゑしのか、
ゑ、け、みのかわ
又 けよの、よかるひに
ゑ、け、みのかわ
又 けよのきやきやるひに
ゑ、け、みのかわ
1504 一 くめの、こゑしのか、 (579)
世、よせ、あかす、おとん
又 ももうら、こゑしのか
又 きこゑ、あちおそいか
又 とよむ、あちおそいか
1505 一 くめの、こゑしのか、 (580)
ももうら、こゑしのか、
せい、たかさ、とよみ、
よわる、たたみ
又 きこゑ、あちおそいか
とよむ、あちおそいか
又 くしかわの、もりに、
かなふくの、もりに、
1506 一 せたかこは、たにま、 (581)
御み事ろ、こゑしのす、
もちよろゑて、みおやせ
又 あち、おそいや
たにま、御み事ろ
又 あかくちやか、てるちろ
又 せうままか、てるちろ
又 さしふは、おもろは、せらす
又 むつきは、せるむは、しらす
1507 一 くしかわ、またま、うち (582)
は、けらへて、よく、
けらへて、まさりよわる、
せたかこ
又 かなふくの、またま、うちは、
けらへて
又 たうの、ふねぜに、こかね、
もちよせる、くすく、よく
けらへて